1896年(明治29)6月15日19時32分、三陸沖で発生したマグニチュード6.9の地震により大津波が発生した。この地震は揺れによる被害はなく、津波による被害が大きいことから、典型的な津波地震として知られている。
津波は地震発生後約35分で三陸沿岸に来襲し、ちょうど満潮時に当たっていたため津波の高さは最大で三陸の吉浜で24.1mに達した。
この津波による死者は約2万2千人に達し、日本の津波災害では最大の被害規模であると共に、津波が“Tsunami”として世界の共通語になるきっかけとなった。なお、1933年(昭和8)3月3日にも同海域で地震が発生し、最大で津波の高さ23mの大津波により甚大な被害が発生した。これは昭和三陸地震と呼ばれている。
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